こいしのブログ

50代サラリーマンおじさんの人生振り返りと資格試験学習、法律、お金、不動産の話し

チーズはどこへ消えた?挑戦への決意


これまで小学生の頃から塾に通ったり、通信教育教材に取り組んでみたものの何事も中途半端でやめてしまってきた自分が本当に国家資格を取れるのか。

ファイナンシャルプランナー資格の勉強を始めるには大きな不安がありました。

 

人によっては大した挑戦ではない、小さな挑戦ですが、幼少期から中途半端であった自分を良く知っている私にとっては本当に大きな第一歩だったのです。

 

思えば大人になって分別のついた自分は新たな挑戦を避けていた様に思います。本業の仕事では精一杯努力して夢をかなえてこれた30数年でしたが、

「自分の本当の弱さを良く知っていました」

50歳を超えて新たな挑戦をして、失敗することは、その時の私にとっては大きな挫折であり、恐怖だったのです。

 

そんな自分の背中を押してくれたのが、私の人生を大きく変えてくれたのが、未曾有のパンデミック新型インフルエンザだったのです。

コロナ禍で多くの友人や資産を失った時に、コロナだからこそ出来た物、いつか老後を迎えた時、死を迎えた時に、

「コロナで得た物」

を何か手に入れたいと強く思ったのです。

本当に小さな、たわいない小さな挑戦でしたが、私にとっては大きな一歩でした。

 

このブログを読んでくださっている方の中でも、漠然と将来に不安を抱いていて、転職や資格取得、退職して起業、色々と考えいる40代、50代の方も多くいらっしゃるかと思います。

一歩踏み出せない理由には

  • 仕事が忙しくて時間が取れない
  • 家事が忙しくて時間が取れない
  • 学習教材に割く金銭的余裕がない
  • この歳になって資格を取っても役に立つのか
  • 今更経験の無い分野の勉強はできない
  • 何年もやってない机に向かう勉強なんて無理

色々と「言い訳」があると思います。
上記の「言い訳」は全て私自身の言い訳です。

 

ある程度年齢を重ね、ある程度自分を知り、ある程度安定した日々を送っていると新しい世界に挑むのは本当に難しくなりますよね。

 

名著「チーズはどこへ消えた?」(スペンサー・ジョンソン著 https://www.amazon.co.jp/チーズはどこへ消えた-スペンサー-ジョンソン/dp/459403019X?nodl=1&dplnkId=aa371a28-bd70-494a-9d98-94aa63fbc5eb )
では、

「有る事が当たり前の日常もいつの間に無くなることがあること」
「変化を恐れぬことの大切さ」
「変化に対してどのように対応していくか」

について書かれています。

 

20年以上前に初めてこの本を読んだときは
「必死にチーズを探し続けていた最中」
であまりびんときませんでした。ですが、今読み返してみると、私の人生は幸いなことに?小さなチーズを見付けながらも
「まだ大きなチーズがあるはずだ」
と、30年余りの間探し続けてきた人生だったのだと感じます。

 

30余年の時を経て、辿り着いた大きなチーズに安住しかけた私は、あまりにも長い時間チーズを探し続けてきた為、チーズを探す必要が無くなったときに、人生の目標を失い、彷徨い始めていた様に思います。

 

そんな時に突然チーズが消えてしまう危機が襲ってきたのでした。

 

コロナが世界を襲った危機を
「チーズが消えてしまう危機だ!」
と捉えて何か行動する人と
「いやいや俺のチーズはそこに有り続けるよ」
と信じてNetflixを毎日見ている人がいました。

 

どちらがいいかなんて、私レベルの人間が偉そうに言える立場にはありません。
ただ私はコロナで世界の多くの人が、多くのものを失う中で
「コロナだから手に入れた」
と、将来思える何かを手に入れたいと考えました。

 

次回は私が最初に挑戦したファイナンシャルプランナーの資格、仕事についてお話ししたいと思います。